九高の四季

ブログの噺

「イングリッシュ・ワールド・イン・キュウシュー」

 本校には現在3名のALTの先生がいます。職員室のほぼ真ん中に3名の先生方の机が並び、NYマンハッタンの摩天楼のオフィスのように、そこには「イングリッシュ・ワールド」が展開しています。

 「東京にはディズニーランド。大阪にはUSJ。そしてキュウシューには・・・」

 このような大胆なキャッチコピ―が頭に浮かびました。「学校案内」のパンフレットに採用される見込みは、今のところありません。

 3名の先生は全員バイリンガルであり、日本語に堪能なのでまったく「言葉の壁」はありませんが、イングリッシュ・ワールドの周辺にはネイティブスピーカーならではの竜巻のような英語が飛び交い、「うっかり」あるいは「故意」に近づくと、「イングリッシュ・トーネイドー」に吹き飛ばされるか巻き込まれる、スリルとアドベンチャーが待っています。

 「バミューダトライアングルみたいだなあ」「行ったことがあるんですか?」「いいえ、想像しただけです」

 英語の先生達はもちろんのこと、英語自慢のチャレンジャーたちが「外国語修行」の成果を求めて、「道場破り」に挑み、いつも見事に「撃破」されています。「完成されたショー」プロレスのように結末が明らかであっても、この刺激が忘れられなくなるリピーターも続出です。時にはALTの先生から、「オゲンキデスカ?」というセンセー攻撃がセンセイを襲うこともあります。

 一方、常に無垢なチャレンジャーである生徒達は、ALTの先生に無心で話しかけています。

 「ハウ・マッチ・・・じゃなくてハウ・アー・ユー、ファインセンキュー」

 こんな風に会話を自己完結させてしまう生徒もいますが、おおむねコミュニケーションは円滑です。

 ALTの先生の授業では英語学習を活性化させるため楽しいゲームがたくさん使われ、生徒もノリノリで楽しんでいます。

 “Let’s play the game!” “That’s a good idea!”

 こんな叫び声が教室に響くとき、「日本もここまで来たのか」という漠然とした感想が浮かびます。「どこまで来たのか」考えるのが、今後の課題です。

 エキサイティングな雰囲気の盛り上がりを見て、「アクティブ・ラーニング」の実践方法に悩むある先生が呟きました。

 「うらやましいなあ。『イングリッシュ・ワールド』にはアクティブでないラーニングなどないなあ・・・」

 

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