九高の四季

九高の四季

2013年3月の記事

  • 2013年03月19日ブログの噺

    「インタビューII」

     本日は終業式です。年度の締め括りとして、厳粛な式が行われます。また、明日は春分の日ですが、新入生集合日であり、フレッシュな新入生を迎えるため、準備に大忙しの一日です。
     
     女子生徒のインタビューは続きます。
    ③「何に気をつけながら、ブログを書いているのですか」「登場人物が特定できないように、複数の人物を合成させて話を書くことがあります。内容は『フィクション』ではないのですが、学校の楽しい雰囲気を描くことが目的ですから、ゴシップにならないように気をつけています。それでも、ある先生から、『私のこと書いたでしょう』と『抗議』されたこともあります。ところが、その先生がその後、わざわざネタを教えてくれて、いかにも『書いて下さい』というスタンスにかわったこともあります。確か、生物を教えている先生ですが、人間って不思議な生物だなぁと思いました」
    ④「自分で一番お気に入りの話は何ですか」「書いた時、好きな話はあるのですが、正直言って、書き散らしている感じで、どんなものを書いたか、あまりよく覚えていないことが多いです。ある日、『先生、皮膚科に行ったでしょ。あれは、もう治りましたか?』って生徒から言われて、ブログに書いていたことを忘れて、『ストーカーみたいに、何でそんな個人的なことを知っているのか!』と驚いたことがあるくらいです。そういえば、一昨年の夏に書いた「皮膚科通院記」は、まったく学校に関係のない文ですが、わりと気に入っているものでした。今年度は何を書いたかなぁ・・・。この春休みに読み返して『反省』してみます」
    ⑤「どんな人に読んでもらいたいですか」「九州高校に関心を抱く全ての人です。軽い気持ちでできる限り多くの人に読み流してもらって、高校生活の日常をイメージしてもらえるような話を書こうと思っています。えーと、この質問は『誰に読まれたくないか』という風にかえていいですか?うーん。正直なところ、家族にはあまり読まれたくないですね。学校の楽しそうなイメージが先行して、『九州高校に遊びに行っている』と思われる可能性があるからです。あくまでも授業を中心とした、真面目に校務に勤しむ毎日なのです」
     ・・・と、何とかインタビューを終えました。アドリブが利かない性質なので、何時になく緊張しました。

     「ブログの噺」も、2年間で2百話以上になりました。「チリが積もってもチリ」という感じは否めませんが、しばらく充電期間を頂き、新学期に再スタートしたいと思います。今年度のご愛読、大変ありがとうございました。

  • 2013年03月14日ブログの噺

    「インタビューI」

     このブログも年度内、残り2回です。
     「こんなもの、誰が読んでいるんだろう?」と他人事のように思っていたら、真面目そうな女子生徒が突然やって来て、「ブログについてインタビューをしたい」と言われました。部活動の題材に使いたい、というのです。
     「事務所をとおして下さい」という、「はい、はい、わかりました」と受け流されそうな、いつものめんどうなコメントを控えて、素直に答えることにしました。
     生徒から、インタビューの前に「質問の内容は次のとおりです」とメモが渡され、回答者の頭の程度を推測して、きちんと事前準備をさせ、時間のムダを省くという配慮も完璧です。質問は以下のとおりでした。
    ①なぜブログをやろうと思ったのですか。
    ②どこから話のネタを考えているのですか。
    ③何に気をつけながら書いているのですか。
    ④自分で一番お気に入りの話は何ですか。
    ⑤どんな人に読んでもらいたいですか。
     以下は、インタビューの回答のダイジェストです。
    ①「なぜブログをやろうと思ったのですか」「うーん。九州高校の学校生活の雰囲気を伝えるためかな・・・。学校の公式HPのコンテンツの一部として、週に2本、週末を利用して書いています。これでHPのアクセス数が増えたらいいなぁと考えてやっていることなので、あくまでも個人的な趣味ではありません。・・・でも、少々趣味的な部分もあります」
    ②「どこから話のネタを考えているのですか」「題材が大切なので、少し早めに教室に行って、休み時間の生徒の会話を傍受したりします。特に昼休みに教室に行くと、面白いネタが転がっています。それから、職員室の先生達の会話に耳を傾けてネタをひろうこともありますね。黙って聞いて、ニヤリとするコメントを集めることが大切です」
     来週も、この噺は続きます。

  • 2013年03月12日ブログの噺

    「掃除監督」

     「こら、しっかり便器を磨け!全力でガンバレー!5分間の勝負だぁ!」
    毎日、7時間目が終わり男子トイレの掃除監督をする際、こんな風に当番の生徒を叱咤激励します。
     わが国では、掃除は教育的指導の一つであり、奉仕の精神を涵養する大切な機会と考えられています。このことは欧米にはないらしく、子供の頃に見たアメリカのドラマや映画のハイスクールで、授業終了のチャイムが鳴ると、生徒が掃除をするどころか、逃げるように教室から飛び出て帰るシーンに不思議さを覚えたものでした。しかし、ここは日本です。本校では、あいかわらず「日本伝来」の掃除指導をしています。
     そんなある日、生徒がこんなことを言いました。
     「先生、掃除を手伝って下さいよぉ」。たしかに「率先垂範」という言葉があり、年度当初は手本を見せることも大切ですが、生徒に掃除のやり方が身に付いた今、「掃除をさせること」に重点を置いているという、教育的な立場を説明しました。
     「残念ながら、監督というか役割があって、指揮官が自ら、安易に掃除をするわけにはいかないんだよ」「そんなことないですよ。いっしょにやりましょう」。ここで、教育的意義を説明するために、比喩を用いてみました。
     「うーん。まぁ、いうなれば、オーケストラで指揮者が、楽器を演奏しないようなもんだね」「ピアニストが指揮者を兼ねることはありませんか?」「まぁ、それは卓越した才能の持ち主のみに可能なことで、僕には無理だなぁ・・・」
     さらに説明を続けます。
     「もっといえば、野球の監督が代打やリリーフでグラウンドに出ることはないだろう?」「以前、プレーイングマネージャーっていませんでしたか?」。やたらと昔の野球にくわしい生徒がいます。
     「うーん。近代野球ではいないね。それと同様に、『近代トイレ掃除』では、監督と選手を兼ねることは、とうてい無理だよ」「そっちの方が無理なこじつけですねぇ」「今、熱戦が繰り広げられているWBC(ワールド・ベースボール・クラッシック)で、監督がプレイヤーを兼務しているチームはないだろ?」「またぁ、そんなことを言ってぇ・・・」
     その後、思いました。「WBCとWCの監督。たった一字の違いだけど、『指揮官』と『選手』の関係がずいぶん違うなぁ・・・」

  • 2013年03月12日教務部より

    国語科研究授業百人一首

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    1年1組特進クラスと、2年3組準特進クラス合同で、国語科の研究授業として「百人一首」の授業を行いました。
    ここ数年の大学入試における古文では、和歌が多く出題される傾向があるため、現2年生は1年次により和歌について学んでいます。
    今回の研究授業では、1年生vs2年生の百人一首大会を実施し、熱戦の結果、勝敗は1勝1敗3引き分けのドローとなりました。

  • 2013年03月07日ブログの噺

    「モンツキハカマ」

     先日行われた卒業式では、男性のクラス担任の先生が紋付袴姿で出席するという、「サプライズ」がありました。女性の先生の艶やかな和服や袴姿は、ここ数年見かけていましたが、男性の先生の和装は新鮮でした。「先生、カッコイイ!」「ステキー!!」。式場でも卒業生から声がかかり、評判は上々でした。「新婦に逃げられた新郎みたい」・・・口の悪いセリフも聞こえてきました。このように自由な感想というか、「賛否両論」がいきなり飛び出すのは、わが国に民主主義が成熟している証拠です。
     職員室でも、うわさが聞かれました。
     「うーん。なかなかいいね」「こんな姿を見ると、いろんな連想が頭に浮かびますねぇ。歌舞伎の襲名式と見るべきか・・・」
     ここで言葉を濁したのは、「襲名」という語から、幼稚園の「ももぐみ」「チューリップぐみ」とやや異なる性質の、「組」関係のことが頭を過ぎったのでしょう。
     「遅ればせの成人式みたいでもありますね」「アジアの留学生が日本文化に憧れて、周囲から勧められて、『ワフクをつい着てみました』という風情もあるなぁ」「これが白い紋付きだと、成人式で暴れる、少し年を食ったヤンキーみたいな感じもするねぇ」
     ヒッチコックの「鳥」のように、様々な連想が飛び交いました。
     「ところで職員会議で、式の時には男性の先生は必ずネクタイをして下さいって、周知徹底されていませんでしたか?」「あぁ、そうだ。式典ではネクタイを着けなくちゃだめだね」。ここで、紋付袴姿の若手の先生に、こんな声がかかりました。「おーい。ネクタイを頭に巻けよ!」・・・これでは和装の趣向が、まったく変わってしまいます。
     こんな声も聞こえてきました。
     「来年の卒業式はどうしますかねぇ」「こうなると、衣装をまとうよりも、脱いで勝負するしかないかもしれません。山笠みたいな締め込み姿とか」「うーん。それはちょっとまずいだろうなぁ」
     こんなのん気なやり取りをして早一週間。本日で学年末考査も終わり、成績処理に追われる日々です。

  • 2013年03月05日ブログの噺

    「背水の陣」

     卒業式も無事に済んで、昨日から1・2年生の学年末考査が始まりました。「在校生」諸君には、年度の締め括りとして、全力を尽くして頑張って欲しいものです。
     先日教室で、心配顔の生徒からこんな質問がありました。
     「この試験で失敗したらどうなりますか?」。切羽詰った状態にあるのか、1年生らしい「素朴な」質問です。
     「うーん。どうなるだろうねぇ?」。復唱しただけでは素っ気ない気がして、こう付け加えました。「そうならないように、Hang in there!だよ」
     生徒が自分の机のところにあわてて行って、電子辞書を引き始める姿が目に入ったので、ひとり言を呟きました。「『粘ってガンバレー』って言っただけなのに、罪作りなことをしたかなぁ・・・」
     今年度の成績を挽回しようと「背水の陣」で取り組む生徒もいると思います。考えれば、3学期に考査は一度しか実施されないので、年間の3分の1の重みがこの試験にはあるのです。
     ところがその状況は、生徒だけに当てはまることではないようで、職員室ではこんな声が聞こえてきました。
     「いやー。今回は背水の陣で問題を作りました」「試験を受けるのは生徒だけどねぇ」「まぁ、それはそうなんですけれど、今回の結果次第では、進級が厳しくなる生徒を抱えているもんですからね」「だけど、問題作りで手加減をするというわけじゃないから」「えぇ。でも、どうかすると作問の際に、少々マニアックになる傾向があるところを押えて、素直な問題にしようと思っています」  「背水の陣」の意識は、生徒だけではなく先生にも影響を及ぼしているようです。「試験の結果次第では、背後の川にドボーンと落ちて、生徒も先生もいっしょになって入水するみたいなものだからなぁ・・・」「そうですね。生徒とは、ある意味で運命共同体ですから」

  • 2013年03月02日未分類

    平成24年度 第47回卒業証書授与式

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    平成24年度 第47回卒業証書授与式

    本日本校から、508名の生徒達が旅立っていきました。
    厳粛な雰囲気の中、代表生徒が卒業証書を授与される姿はとても
    立派でした。また在校生代表送辞では、先輩方の偉大さを受け継ぐ決心と、感謝の言葉で温かくも逞しく感じました。
    本校最後の校歌斉唱は、3年間の思いを込めたものになりとても素晴らしく立派に歌い上げてくれました。

    3年生の生徒の皆、いよいよ真っ白なスケッチブックに色を入れていく時が来ました。
    九州高校で過ごした日々を胸に、人との出逢いを大切にし、感謝の心を忘れず大きく羽ばたいて下さい。

    活躍を期待しています。

    卒業おめでとう!!


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  • 2013年03月01日その他

    平成25年特別表彰式・同窓会入会式

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    本日、明日の卒業式に先立ち、特別表彰式と同窓会入会式がおこなわれました。

    3年間の高校生活の中で、喜び、怒り、悲しみ、楽しみ・・・さまざまな感情が溢れていたと思います。
    表彰される生徒は限られていますが、本当は生徒一人一人の成長に表彰状を贈りたいものです。
    同窓会にも入会し、これからは九州高校を卒業したという経歴を胸に、はばたいてください。

    明日は、いよいよ卒業式です。
    高校生活の締めくくりを皆で素敵なものにしましょう。

    本日の受賞者の喜びの表情はこちら

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