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本校、創立60周年記念行事として、卒業生の佐伯岳大さんの講演会を第一体育館で行いました。講演者の佐伯さんは、株式会社サエキジャパン代表取締役として、博多・天神・中州などで開催される冬の定番イベント「福岡クリスマスマーケット」の総合プロデューサー等で活躍されております。

今回は、第一部「佐伯さんの講演」、第二部「卒業生をお招きしたパネルディスカッション」で構成され、第一部では、現在のクリスマスマーケットに至るまでの苦労から本校での思い出、九州産業大学に進学された際に起業した経験などを生徒にお話いただきました。また、夢について生徒へいくつもメッセージを投げかけ、佐伯さんからの提案で全校生徒の前で夢を発表する生徒が印象的でした。第二部は、卒業生の占部先生が進行役として、同年代の卒業生にも来ていただき、当時（1999年）の九州高校がどうだったかを、動画や写真を見ながら楽しみました。卒業生の皆さんから語られる当時の九州高校は、在校生にとってはどれも新鮮でエネルギーを感じるものでした。このために来校くださった卒業生の皆様ありがとうございました。（デザイン科　那須野さん、普通科　佐伯岳大さん、折居奨太さん、教員代表　清水先生）

おわりに、中村治四郎先生が創設した九州産業大学、その後、大学の付属校として60年前に誕生した九州高校。その高校、大学で学んだ卒業生が福岡の中心でイベントをプロデュースしている。そのような方に、周年行事の講演をしていただいた光景は、治四郎先生も目を細めて見てくれているのではないでしょうか。創設60周年、本校は今後も建学の精神卓然自立を胸に進んで参ります。