2023年07月17日

【S特進3学年】アカデミックキャンプ2日目

2日目の今日は、午前7時15分の朝のつどいから始まります。体調不良者もなく、みんな元気に清々しい朝を迎えることができました。

 

今日は、昼食後に卒業生企画、夕食前後にチュートリアル、コントリビューションと、他学年との交流イベントが満載の一日です。

 

まずは、卒業生企画から。今年も、この日のために総勢15名もの卒業生がオンライン会議へと駆けつけてくれました。卒業生の皆さんは、1期生から6期生まで、社会人から大学院生、学部生まで、北海道から関東、関西まで、実に様々な経歴をもつ方々です。気分の乗らないときの勉強の仕方を相談したり、先輩の将来の展望について質問したり、京都大学のちょっとディープな部分をのぞき見たり……。受験生の悩みに寄り添っていただき、貴重なお話を聞くことができました。協力していただいた卒業生の皆さん、本当にありがとうございました!

 

次に、チュートリアル。これは、3年生が1年生に勉強を教えるのがメインとなるイベントです。事前に1年生から教えてもらいたい科目と内容をリサーチした3年生は、それに沿った教材を自作して、教える際のポイントや予想される質問などについて教材研究を深め、このイベントに臨みました。やはり、2年前の志賀中学校学習サポートの行事が思い起こされます。あのとき、教えるためには相手の目線に立って考える必要があるということ、そしてその難しさと奥深さを学んだ7期生ならではのチュートリアルとなったのではないでしょうか。

最後に、コントリビューション。日本語では「貢献」と訳されるこのイベントでは、3年生が2年生に対して、大学での学びと社会の課題を結びつけ、自分なりの社会貢献について語りました。今年のポイントは、コントリビューションを単なる自己犠牲的な貢献ではなく、自分のやりたいことを追究していく中で周囲にあらわれる良い影響として捉え直したところにあります。どのグループでも、事前に用意したワークシートをもとにして、真剣な表情で熱く話しあっている姿が見られました。

今日はたくさんの人と対話を広げ、深めた一日となりました。先輩や後輩と真摯に向き合い、同級生とともに本音で語らいあったこの経験は、自分自身と向き合って生き方を考える機会となったことでしょう。